AI美女の表情プロンプト「悲しみ」系
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リアル系のモデルで泣き顔を出すいちばんの近道は、crying を100回ほど繰り返して入れることでした。括弧で強調するより、同じ言葉を並べるほうがバランスよく、破綻の少ない泣き顔になります。
sad・depressed・heartbroken・melancholy・gloomy は1語では弱く、うつむく・猫背・顔を手で覆う・遠くを見る、といった姿勢や視線の言葉を足すと悲しみが伝わる顔になりました。涙目(tearful)だけは、最後まで出せていません。この記事では、悲しみの表情プロンプト8種類と、足した言葉を生成画像つきで載せています。
今回の記事は「Stable Diffusion」を簡単に使える「SeaArt.AI」で、モデルは「Yayoi_mix」を使いました。
表情作成の基本プロンプト構造
基本的なプロンプト構造は以下の通りです。この基本構造をベースに、試行錯誤して見つけた効果的なプロンプトをいくつか紹介します!
悲しみ系(Sad/Crying)
軽い悲しみ(sad)から、泣く(crying・weeping)、落ち込む(depressed)、物憂げ(melancholy・gloomy)の順に並べています。
悲しい
泣いている
涙目・潤んだ目
しくしく泣く
落ち込んでいる
失恋したような悲しみ
物憂げ
憂鬱な
sad悲しい
悲しそうな表情を作りたい時にまず思いつくであろうキーワードですが、sad だけではちょっと弱い感じもします。
いくつかキーワードを足すことで、悲しそうな感じが際立ち、出現率も上がったので、シェアします。
| crying | 泣いている |
| look down | うつむく |
crying泣いている
実は、リアル系モデルでは泣き顔が難しいです。イラスト系であれば涙が表現しやすいのですが、リアル系では涙がなかなか出ません。crying だけでは、泣いているように見えない画像がほとんどです。
それで、いろんなキーワードを調べて組み合わせを試してみましたが、全然ダメでした。ヤケクソで crying を連続で入れてみたところ、信じられないことにすごくいい感じになりました。通常の強調()、(())、((()))や(crying:1.5)みたいな強調も使ってみましたが、連続入力の方が断然バランスも良く破綻も少なかったです。
この手法、初めて知りましたが、乱用しそうで怖いです。何個繰り返せばいいかを試してみましたが、100 個繰り返してくらいからいい感じの泣き顔が出るようになりました。
この手法については、SeaArt 特有のものかもしれませんので、StableDiffusion 単独でお使いの場合は、無効かもしれません。この件については、今後も検証をしたいと思います。
tearful涙目、潤んだ目
最近、だんだんわかってきたのですが、画像生成 AI は泣き顔が苦手そうです。僕が使っているモデルの特性かもしれません。泣き顔が出やすいモデルご存じの方がおられましたら、ぜひ教えてください!
ということで、涙目が出やすいプロンプトは、作れませんでした。
weepingしくしく泣く
こちらも当然、涙は出ず、いろんなキーワードを試してみましたが、いい感じの泣き顔が出ません。
ということで、早速乱用してしまいました。weeping x 100。やはりできました。でも black background が無視されましたので、繰り返しの前に持ってきたりした方がいいかもしれません。
ちょっと調べてみたところ、Stable Diffusion では、「キーワード *2」のような書き方があるようでしたので、「weeping *100」で試してみましたが、効果はありませんでした。スペースの位置や有無を変えたパターンもいくつか試したものの、結果は同じ。
depressed落ち込んでいる
テンションが低そうな感じはしますが、落ち込んでる感があまりないですね。
いくつかキーワードやフレーズを試してみて、sad(悲しい)と slouched posture(猫背・前屈みの姿勢)を入れた時は、だらっとした体勢・姿勢が表現できていい感じだと思います。
| sad | 悲しい |
| slouched posture | 猫背 |
heartbroken失恋したような悲しみ
heartbroken では、失恋した感じがないですね。もう吹っ切れてるようにも見えます。
失恋感を出す方法を考えて、顔を手で覆う仕草を足すことにしました。人に見せたくないけれど抑えきれない、という悲しみが、表情を書かなくても仕草だけで伝わるからです。
| hand covering face in grief | 悲しみで顔を覆う手 |
いい感じの出力は 4 枚に 1 枚くらいなので、まぁまぁいいと思いますが、目を閉じる、視線を外すなどのプロンプトも混ぜた方がいいかもしれません。
melancholy物憂げ
melancholy だけだと弱いですね。
どこか力が抜けた「ぼんやり」とした雰囲気や、心ここにあらずといった視線を表現したいと思い、以下のフレーズを取り入れてみました。
| look away | 遠くを見る |
| melancholic expression | ものうげな表情 |
| tired yet thoughtful gaze | 疲れたようで考え深い視線 |
| soft dim lighting | 柔らかく薄暗い照明 |
| muted color palette | 鮮やかさを抑えた色合い |
| subtle tear-like shine in eyes | 涙のようなわずかな輝きがある瞳 |
| slightly tilted head | 少し傾いた頭 |
| neutral hazy background | 中立的でぼやけた背景 |
| introspective and distant demeanor | 自己を見つめ、遠くを感じる態度 |
カメラ目線が目立ってしまうことが多かったため、視線を外すように「look away」を強調して調整しました。
gloomy憂鬱な
gloomy だとミステリアスな要素が強い気がします。
陰鬱さを出すために、表情(半分閉じた目・眉間のしわ・下向きの唇)、視線、照明、背景の4つに分けて言葉を足しました。
| gloomy expression with half-closed eyes | 半分閉じた目をした陰鬱な表情 |
| subdued and shadowy gaze | 抑えられた影のある視線 |
| soft, moody lighting | 柔らかく陰鬱な照明 |
| dark muted color tones | 暗めで抑えた色合い |
| distant and reflective demeanor | 遠くを見つめ、物思いにふける態度 |
| hazy and undefined background | ぼやけた、定義されていない背景 |
| slight frown and downturned lips | わずかな眉間のしわと下向きの唇 |
| shadow emphasizing tired features | 疲れた特徴を強調する影 |
顔だけでなく、照明と背景まで暗くそろえたことで、ミステリアスさより疲れた重さが前に出ました。表情の言葉だけで足りないときは、周りの光や色も一緒に沈めると効きます。
出したい悲しみから選ぶ表情プロンプト
8語を試した結果を、出したい悲しみの強さから引けるように並べ直しました。
| 悲しそうにうつむく | sad + crying, look down |
| 涙を流して泣く | crying を100回ほど繰り返す(SeaArt で確認) |
| しくしく泣く | weeping を100回繰り返す(背景の指定が無視されやすい) |
| 落ち込んでだらっとした姿勢 | depressed + sad, slouched posture |
| 失恋のような悲しみ | hand covering face in grief(4枚に1枚ほど) |
| 物憂げにぼんやり | melancholy の改良版(look away を強調) |
| 陰鬱で重い雰囲気 | gloomy の改良版(照明と背景も暗くする) |
| 涙目 | tearful では出せなかった |
悲しみの言葉は1語だと弱く、どれも姿勢・視線・仕草の言葉を足すと伝わる顔になりました。泣き顔だけは別で、言葉を足すより同じ言葉を繰り返すほうが効いています。この繰り返しの方法は SeaArt でしか確かめていないので、ほかの環境では効かない可能性があります。





