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AI美女の表情プロンプト「恥じらい」系

AI美女の表情プロンプト「恥じらい」系

恥じらい──それは言葉で表現するには繊細すぎて、だからこそビジュアルで伝えたくなる感情。今回の企画では、画像生成AIを使って「恥じらい」の表情をどう描き出せるか、さまざまなプロンプトを試しながら検証してみました。「このワードが効いた」「逆にこれは強すぎたかも?」など、生成された画像を見比べつつ、プロンプトの工夫ポイントもあわせてご紹介します。

表情作成の基本プロンプト構造と設定

基本的なプロンプト構造は以下の通りです。この基本構造をベースに、試行錯誤して見つけた効果的なプロンプトをいくつか紹介します!

プロンプト構造
masterpiece,photorealistic,realistic skin texture,best quality,ultra detailed,high resolution,8k,1 beautiful japanese girl, portrait, [表情・感情キーワード],natural lighting,black background

今回の記事は簡単に画像生成AIを使える「SeaArt.AI」を使用しています。モデルとLoRAと設定はこんな感じ。

モデル AsianBeautyFlux
LoRA Flux Realistic Japanese beauty
LoRA Realistic Skin Texture style XL (Detailed Skin) + SD1.5 + Flux1D
LoRA WOW Flux Detail and Aesthetics

画像生成AIで“照れ笑い”を引き出すプロンプトのコツ

恥じらいをテーマにした画像生成は、ただ「shy」や「embarrassed」と入れるだけではうまくいかないケースが多いもの。 特に、「笑ってるけど恥ずかしがってる」という繊細な表情は、AIにとってかなり難度が高いです。

そこで今回試してみたのが、恥じらい+しっかり笑顔の組み合わせ。 実際に良い出力が得られたプロンプトがこちらです。

プロンプト構造
masterpiece, photorealistic, realistic skin texture, best quality, ultra detailed, high resolution, 8k, 1 beautiful japanese girl, portrait, shy expression, smiling brightly, genuine happy smile, visible teeth, cheeks lifted, eyes looking downward, eyelids slightly lowered, blushing cheeks, hand covering part of her mouth or cheek, avoiding eye contact, natural lighting, black background

「smile」や「shy smile」だけでは、AIが微笑み程度で止めてしまうことが多く、口を閉じたまま照れたような顔になりがちです。 そこで今回は、以下のような笑顔を明示するキーワードを追加しました。

  • smiling brightly(しっかりした笑顔)
  • genuine happy smile(自然な、感情がこもった笑顔)
  • visible teeth, cheeks lifted(笑顔の形を具体的に)

このコンビネーションで、口を開けてちゃんと笑ってる状態をきちんと再現できます。

恥じらいは「目線」と「手」で表現する

しっかり笑っていると、恥ずかしさが見えづらくなるのが難点。 そこを補うのがこの3つ:

  • eyes looking downward, eyelids slightly lowered(伏し目がちの視線)
  • avoiding eye contact(視線を合わせない)
  • hand covering part of her mouth or cheek(照れ隠しの仕草)

笑っているのに目が逸れていたり、手で口元を隠していたりすることで、「あ、照れてるな」と感じさせるニュアンスが出ます。


✍️ まとめ:恥ずかしさは“仕草”と“視線”で演出する

画像生成AIに感情を伝えるには、抽象的な単語では足りません。 「照れ笑い」を出したいなら:

  • 笑顔ははっきりさせる(teeth, cheeks, smile系を使う)
  • 恥じらいは目線と手で出す(downward gaze, covering, avoiding eye contact)

この2軸をしっかり意識するのがポイントです。

今後は、笑いの度合いを抑えて儚さを出すver. や、嬉し恥ずかし系の感情バランスなども試してみると、さらに表情の幅が広がります。


ご希望があればこの記事に画像付き解説もつけられますし、他の感情バリエーション記事も展開可能です!

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